入居審査とは
賃貸を契約する前に必要となる「入居審査」。
賃貸契約では、貸す側と借りる側、双方の同意がなされることが成立の条件となっています。そのため、入居希望者がその物件に住むにふさわしい人物かを判断するため、大家や管理会社が審査を行います。この入居審査を通過しなければ、賃貸契約を結ぶことができません。つまり、いくら素早く住みたい部屋を見つけて不動産会社へ行ったとしても、当日に契約を結ぶことはできないのです。
入居申込みを行ってから入居審査の結果が出るまでには、最低でも3日、長いと1週間~10日程度かかる場合もあります。日数はケースによってまちまちですが、入居申込書に不備があった場合、大家さんが忙しく連絡が取れない場合などには、審査に時間がかかることもあるので注意しましょう。
どういうときに入居が遅くなるのか
入居審査に7日以上の時間がかかる場合は、以下の3つのケースのどれかの可能性があります。
①書類に不備がある
②審査に必要な連絡が取れない
③1~3月の繁忙期で入居希望者が多い
何が原因で審査が遅くなっているのか、それぞれの原因ごとに解説していきます。
➀書類に不備がある
入居審査に必要な書類に不備があった場合は、入居申込者に再度書類を準備してもらわなくてはいけないので、書類が手元に届くまで審査が止まります。申し込み書の空白はできる限り埋めたり、不動産屋から指定された下記の書類をすべて用意したりしておけば、審査がスムーズに進みます。
- 身分証明書(免許証・保険証・パスポートなど)
- 収入証明書
- 住民票(同居人がいる場合は全員分)
- 印鑑証明書
- 通帳のコピー(預貯金審査の場合)
- 勤務先の正式名称、住所、電話番号
- 連帯保証人の身分証
- 連帯保証人の収入証明書
- 連帯保証人の電話番号、生年月日
- 連帯保証人の勤務先の名前、住所、電話番号
- 連帯保証人の部署名、役職、勤続年数
住民票や印鑑証明書は、3ヶ月以内のものしか使えないので、事前に役所に取りに行きましょう。
②審査に必要な連絡が取れない
審査に必要な連絡が取れないと、次の審査項目の確認ができないので、結果が出るまで時間がかかります。下記の2パターンの場合、審査結果の連絡が遅くなります。
➂1月~3月の繁忙期で入居希望者が多い
4月の新生活に向けて引っ越しをする人が多いため、なかなか入居審査が進みません。特に、管理会社で一括に請け負っていたり、建物ごとを所有している場合は、複数人の審査を同時に進めなくてはいけないので時間がかかります。
まとめ
入居審査に最短でも3日はかかるとみていいでしょう。しかも準備不足だったり、時期によったりすると、2~3日どころか1週間くらいかかってしまう可能性もあります。事前準備をしっかりと行ってスムーズな契約ができるように、イエコムではサポートしていきます。
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